ミゲール・コット×アントニオ・マルガリート



コットが激戦を制し10回TKO勝ち。
序盤、コットの左フックが何発もヒットし試合をリード。
しかしさすがはマルガリート。あれほどの強打を喰いながら、中盤以降プレッシャーを強める。
じりじり下がり始めるコット。スタミナも心配だし、なんとなく3年前と同じ展開に・・・。
7ラウンド、下がりながらも確実に叩きつけるコットの左フックに、マルガリートの目が腫れ始める。
先にコットのスタミナが切れるのか、それとも先にマルガリートの目の腫れに限界がやってくるのか。


先に限界が訪れたのはマルガリートの目の腫れ。
9ラウンドには完全に目が塞がってしまいました。
インターバル中必死に続行を訴えるマルガリート。
しかしレフェリーは悩みながらもストップを宣言。
3年ぶりの再戦はコットのリベンジ成功に終わりました。



スター戦線に勝ち残ったコット。次戦はWBC王者サウル・アルバレスとのS・ウェルター級頂上マッチが魅力的ですね!



敗れたとは言え驚異的なスタミナと人間離れした打たれ強さを示したマルガリート。
目の潰れさえ無ければ、残り3ラウンドでの逆転KO勝ちも十分に考えられました。
全く以て規格外の男です!



ところで、試合前に流れる「This is boxing」の映像はすっかりお馴染みになりましたが・・・。
ジョー小泉氏、いちいち名前を列挙するのはもうお辞めになったほうが良いのでは?
何だかうるさくてさ。