西岡利晃 華麗なるサクセスストーリー



ネバダ州ラスベガスのMGMグランドで行われたWBC世界Sバンタム級タイトルマッチは王者西岡利晃が強豪ラファエル・マルケスを判定(3-0)で破り、の米国本土での王座防衛に成功。
日本人初の快挙達成です!


マルケスの顔怖えぇ。
スーパースターだけが放つ強烈なオーラに僕はビビッてしまいました。
西岡選手はこんな恐ろしい奴と戦わなければならないのか・・・。

序盤、マルケスはジャブを多用し試合をコントロール
西岡はなかなか踏み込むことができず、得意のモンスターレフトを放つことができません。
まずい・・・西岡このまま何もできずズルズルと負けてしまうのか・・・。
やっぱり日本人にとってラスベガスは敷居が高いのか・・・。



しかし5Rあたりから踏み込みも鋭くなり始めた西岡。
ストレート、フックと多彩な左がビシビシ決まります。
8Rに偶然のバッティングで西岡が頭の中をカット。
西岡はこの大ピンチにも、さらに加速した攻撃で乗り切ってしまいます。
終盤には返しの右も決まり、もう完全に西岡のペース。
最終R、あくまでKOを狙う西岡と元来のラッシュが蘇ったマルケス
両者最後の最後の力を振り絞っての攻防を経て試合終了。


スピード、スタミナ、ポジショニング、メンタル全てでマルケスを上回った西岡が中差の判定勝利で7度目の防衛に成功。
やってくれたー!ついにやってくれたぞ西岡ー!!!
勝利の瞬間僕は涙が出てきました。
こんな日が本当にやってくるとは・・・。もう感無量ですワ!

次に対戦するかもしれないノニト・ドネアとホルヘ・アルセが仲良く観戦。
歴史的勝利を収めた西岡選手に挑戦状を叩きつけるのはどっちだ?