マニー・パッキャオ5階級制覇


アジアの至宝マニー・パッキャオが攻防兼備の王者ミゲール・コットを完膚なきまでに叩きのめし、12ラウンドTKO勝ちでWBO世界ウェルター級王座奪取に成功。
ボクシング史上類を見ない4階級飛び級での5階級制覇という偉業を成し遂げました。
凄すぎます。とんでもない奴だパッキャオは!
こうなったらフロイド・メイウェザーもやっつけてくれ!!!

今回僕はコットを応援してました。数々の奇跡を成し遂げたパッキャオといえどもコットの強打には太刀打ちできないはずだと。
実際序盤はコットのジャブがヒットしパッキャオのパンチにもカウンターで応戦、コットペースで試合が進んでいるように見えました。
しかし3ラウンドのダウンで確信が揺らぎ、4ラウンドの強烈なダウンで絶望に変わりました。


深刻なダメージを受けながらも強打で応戦するコット。
コットだっていいパンチを入れているのに、パッキャオは平然と立っている。何故だ何故効かないんだ?
両者のパンチが交錯するたび、よりダメージを蓄積していくのはコットのほう。


衰えを知らないパッキャオに対し、無数の被弾で顔は晴れ血だらけになり目が虚ろになっていくコット。
終盤、ポイントで負けているのに足を使って逃げ回るしかないコット。

しかし最後まで逃げ切ることはできませんでした。
最終ラウンド、パッキャオのストレートはヒットしたところでレフェリーストップ。
まさかコットがKOで敗れるとは・・・。

8ラウンドに左肩を痛めたらしいコット。退場時左鎖骨が変色しているように見えました。
つきにも見放されたコット。再起を期待したいけどコットの体が心配だ・・・。