シェイクスピア劇「ヘンリー六世」



昨日、ヘンリー六世の三部作を観に新国立劇場へ。
朝10時すぎから夜10時半まで半日いました。覚悟していたとは言え長い!!!

右手前に池・奥は丘のようになっている変形舞台に驚き。

話は15世紀イングランド王家の権力闘争を描いていますが、まあしかし結託と寝返りの連続は、誰が味方で誰が敵なのか訳分からなくなりますなあ。
これ本当の話なんですよね。映画「仁義なき戦い」の山守や槙原や打本みたいのがゴロゴロいるんだもの。

今回ソニンさんは3つの違う役に挑戦です。
第一部は乙女ジャンヌ。
全体的にフランス人を滑稽に描いているのでジャンヌも少し変です。
しかし凛とした姿がカッコイイ!ソニンさんにピッタリの役でした。
第二部は祈祷師マージャリー・ジャーデーン。
真っ赤な唇が不気味。映画「マニトウ」に出てくる悪霊ミスカマカスを思い出しました。
第三部は皇太子エドワード。
おかっぱ頭のソニンさんが可愛いです。
世間知らずの幼い皇太子の感じがよく出てました。


今回前から4列目から凛々しくて不気味で可愛くてと三様のソニンさんを見れて、ケツの痛さを忘れるほど幸せでした。


ところでカーテンコールの時にかかった曲はShibuya Deep Aで投稿を読む時の曲でした。