G+「ダイナミックグローブSP」

過去例のないOPBF王者と日本王者のダブル・タイトルマッチ。
1R開始から10秒、内藤の左フックが早くも小松のアゴをとらえる。その後2度3度とワンツーが決まり早くも内藤のペース。
2R、内藤が左右のフックでなおも攻める。終盤は小松をロープに追い詰め連打するシーンも。
3R、フットワークを使いなんとか自分のペースに持っていきたい小松だったが、中盤内藤の左フック・右ストレートを喰らい、自分のペースに引き込めない。
4R、小松のフットワークがここに来て軽くなり互角の展開。
5R、前のラウンド流れを掴みかけたと思われた小松だが、少し打ち気に出たところにまたも内藤の右ストレートがヒット。内藤の動きに余裕が出てくる。
6R、1分すぎ内藤が右フックのカウンターを決めついにダウンを奪う。頭から崩れ落ちた小松は立ち上がったものの下半身グラグラ、内藤が一気にラッシュをかけレフェリーストップ。内藤が2冠を制する。
才能ある若手が犇めく日本の軽量級にあって、31歳の内藤が存在感を示してくれました。