八重樫東 最強挑戦者相手に世界王者の貫録を示す


八重樫東選手が最初から最後まで途切れることのない集中力で、最強挑戦者を退けました。


八重樫は試合後のインタビューで「今日の試合は面白くなかったですよね」と自嘲気味に語ってましたが、緊張感のあるいい試合でした。
ソーサは八重樫のスピードに翻弄された感がありましたが、「いつでも一発お見舞いしてやるぜ!」みたいな迫力がヒシヒシと伝わってきて、いつ逆転のパンチが決まってしまうのかハラハラドキドキの連続でした。
実際、八重樫が激しい打ち合いに応じていたら、厳しい結果になっていたのではないでしょうか。


指名挑戦者を堂々と退けた八重樫。
強い相手と戦いたい、本物のボクサーだけが持っている心意気が伝わって来ますねえ。
なるべく弱い相手を選び強い相手からは逃げまくる、上っ面だけの数字を追い求める亀田興毅とは、ボクサーとしての器が違いすぎます!