3大世界戦

昨日の世界戦は3試合とも白熱しましたねえ!
6人が6人とも好戦的なスタイルを貫いたおかげで、僕はドキドキしっぱなしでした。

ガマリエル・ディアス×三浦隆司
三浦選手、左ストレートは勿論ですが、今回は右フックも良かった。
1ラウンドに早くも減点があり、どうなることかと思いましたが、まさかディアスから4度もダウンを奪うとは思いませんでした。
ディアスの勝利への執念も凄かった。
常に逆転KOを狙っていて、彼のおかげで最後まで緊張感のあるいい試合なりました。

五十嵐俊幸×八重樫東
八重樫選手やりました。
強引に接近戦に持っていき、それが功を奏し五十嵐選手を圧倒しました。
五十嵐選手は、泥沼に巻き込まれたのか、自ら望んで接近戦に挑んだのかは分かりませんが、自分のボクシングではなかったように思われます。
激戦続きの八重樫選手。蓄積されてるダメージがちょっと心配ですが、次戦も熱い試合をお願いします。
残念だったのは度重なるバッティング。下手したら負傷判定になっていたかも。
負傷判定ほどガッカリするものはない!

山中慎介×マルコム・ツニャカオ
山中強い!
相手がどれだけ警戒してもピンポイントで放てる左ストレートは絶品です。
「神の左」はネーミングとしてどうかと思いますが・・・。
ツニャカオ選手。12年の雌伏を経て掴んだ大きなチャンス。
3ラウンドにダウンを奪われても、このチャンスを逃してなるものかと必死に向かって来たハートの強さに感動しました。

ところで山中の対抗王者である亀田興毅
僕は見ていませんが、またまた物議をかもす試合に終わったようです。
彼の言動不一致は、もう痛々しくて見ていられません。
世界戦10勝1敗は成績としては素晴しいけど、はっきり言って権謀術数の限りを尽くして得たものにしか見えない。
もう引退したほうがいいかもね・・・。