内藤大助引退

内藤引退タレント専念へ「今はニート」(日刊スポーツ)
内藤引退「興毅と再戦したかった」/BOXサンケイスポーツ
先週土曜日放送のジャンクスポーツで現役引退を表明した元WBC世界フライ級王者内藤大助
トップアスリートが避けて通ることができない現役引退が内藤選手にも訪れてしまいました。


以前の僕は内藤選手が嫌いでした。
ポンサクレックに34秒でKOされた時「日本の恥だ」と感じたのは事実だし、ポンサクレックとの第2戦で「やる気を髪型で表現してみました」とでも言いたげな変な剃り込みにゲンナリしたのも事実だし、元々が変則ボクサーが好きじゃないし。
でもその後、中広大悟戦や小松則幸戦を見るうちに内藤選手の魅力にドップリつかっている自分に気づきました。
相手にタイミングを計らせない右ストレートや左フック。
1ラウンドから先制パンチで相手を翻弄する積極性。
危なっかしいディフェンステクニック。
そして何より彼の人間性に惹きつけられました。


ポンサクレックとの第3戦では世界戦が実現できるよう、微力ながら協賛もさせていただきました。

世界王者になった1ヵ月後には札幌市内で行われた内藤選手のサイン会にも出向き、そのときに書いてもらったサインは僕の宝物で今でも額に入れて部屋に飾っています。


内藤選手のマッチメークについて、僕はこのブログで散々非難をしてきました。
それは大好きな内藤選手が亀田一家のようにバッシングされるのを恐れたからなのですが、今となってはそんなことどうでもよくなってます。

内藤選手大好きでした。
あなたの試合をもう観ることができないのが悲しいです。
14年間本当にお疲れ様でした。