WBA世界S・フライ級タイトルマッチ 王者:ウーゴ・カサレス×挑戦者:久高寛之


過去2度の世界挑戦は積極性のなさが目立ち王座獲得はならなかった久高寛之選手。
調印式での
「次はないだろうから、ボクシング人生を懸けるつもりでやる」
「足りなかった一歩を埋めるためにやってきた」
とのコメントを聞き、今回は期待していたのですが・・・。
「おぉ!」と思わせたのは1ラウンドだけ。
あとは自分からの攻めが極端に少ない、なんとも眠たくなる試合でした。
8ラウンド終盤に久高の強烈な右カウンターで大きなチャンスを掴むかと思われましたが・・・。
次の9ラウンド、手数が減ったカサレスに対し久高が攻勢に出ない。カウンター狙ってるし。
こりゃダメだ!久高は以前と全く変わってない。
10ラウンド以降はアホらしくて真剣に見る気が失せました。
結果は3-0(117-111×2、116-112)でカサレスが3度目の防衛に成功。
納得の結果でしたね。
試合後カサレスが解説の名城信男選手に「また戦おう」とエールを送っていたのが印象的。
名城×カサレスの2試合は今日の試合の100倍は面白かったゾ!