フロイド・メイウェザーがシェーン・モズリーとのスピード対決を制す


2R、モズの踏み込みのいいワンツーがメイの顔面へ。
メイは相手の腕を抱えて必死に耐える。
さらにメイの左フックにモズが右フックでカウンター。
ガックリと膝が崩れかけるメイ。ボクシング人生最大のピンチだ!
こりゃあとんでもない結末が訪れるゾ!!!


この試合の見所はここまででした。
3R、2Rの劣勢を取り戻すべく早くも攻勢に転じたメイ。どんどんプレスをかけパンチを打ち込んでいく。
前のラウンドであれだけいいパンチをもらったのに、恐ろしくないのか?
まるで「お前のパンチはすでに見切った」とでも言いたげ。
これ以降、モズにチャンスが訪れることはありませんでした。
メイのプレッシャーに手が出ないモズ。たまに手を出すと信じられないスピードでカウンターが飛んでくる。だからさらに手が出ない。手が出ないモズにメイのパンチが容赦なく飛んでくる。
もう蟻地獄状態です。
結果119-109×2、118-110の3-0でメイの圧勝。
メイウェザーはスピードやディフェンステクニックは勿論ですが、体力・戦略・回復力・精神力、どれをとっても超一級品ですわ。
これでメイウェザーに対抗できる相手は地球上にただ一人となりました。
メイウェザー×パッキャオ、大きな障害を乗り越えてなんとか実現しておくれ。