NHK「ディープピープル−ボクシング世界チャンピオン」

浜田剛史畑山隆則長谷川穂積の3人がボクシングの極限の世界を語り合う番組。
まあまあ凄い話ばかりでしたわ。


長谷川「相手の呼吸を読み、相手が息を吸ってる時にパンチを入れるとよく当たる」

普通読めないって!

長谷川「ここで相手にアッパーを打たせたい、ここでストレートを打たせたいと自分から誘う。7割くらいの確率で相手は打ってくる」

長谷川の対戦相手は釈迦の掌を出られなかった孫悟空のようなものですな!


畑山「坂本博之戦で、9ラウンド坂本選手の耳から血が出てきた。交通事故などで耳から血が出たら死ぬと聞いたことがあり、これ以上打ったら死ぬんじゃないかビビった」

9ラウンド終了時、畑山が坂本の胸をグローブでとんとんとやったのは「坂本さん大丈夫?」というサインだった。



浜田「左拳の同じところを4回骨折した。1回目はボクサーはみんなやるんだからとそんなに深刻じゃなかった。2回目はプレートを埋め込んだ。でもまた同じところを骨折しコレは直らないのかなあと心配した。4回目の時には3回も4回も同じだと!」
「世界タイトルマッチまでは左は使わないと決め、徹底的に右を鍛えた」

いやー、男浜田かっこいいっす!

畑山「世界戦のあとは血尿が出る。坂本戦のあとはコーラ色の血尿が出た」

ありえない・・・

畑山「減量すると神経が研ぎ澄まされてきて、拳銃で撃たれても当たらないと思った」

ディープだ!!!



畑山は相変わらずトークが上手いので面白かったです。
長谷川の天性の感覚には畑山も脱帽でしたね。
そして男浜田。寡黙な男がよくトーク番組に出演したものです。西岡の海外防衛に匹敵するくらいの快挙!
30分あっという間でした。こんなトークを2時間でも3時間でも聞いていたい!