WBA世界世界Sフライ級タイトルマッチ 王者:名城信男×同級10位:冨山浩之介


名城が二度のダウンを跳ね返し、逆転の8回TKO勝ち。
試合は1Rわずか40秒、フックの相打ちで名城が早くもダウン。波乱の試合展開。
3Rあたりから名城の右がヒットし始める。しかし富山のジャブになかなか反応し切れず一進一退の展開。
中盤富山の動きが鈍り名城の右が更に加速。いよいよ反撃の時か?
しかし6Rまたもや冨山の左フックが名城のアゴをかすめ、名城二度目のダウン。
これはヤバイですよ。
ここから名城は勝負に出て、さらに積極的にパンチを繰り出す。冨山はペースダウンか?




8R40秒、名城の伝家の宝刀が炸裂!右ストレートがついに冨山のアゴを貫く。
ガクッとひざを折りながらもこらえる冨山。しかし名城はこのチャンスを逃さず一気にラッシュ。
物凄い猛攻に冨山が耐え切れずダウン。
立ち上がったものの名城が更なる猛ラッシュでレフェリーストップ。
名城が苦しみながらも初防衛に成功しました。
冨山は世界王者にあと一歩でした。夢の実現にいったい何が足りなかったんでしょう。運ですかねえ・・・。

もうひとつの世界戦、WBA世界女子ミニマム級タイトルマッチは挑戦者の夛田悦子が王者韓国の孫チョーロンを終始圧倒、プロわずか5戦目で世界奪取です。
上下の打ち分けが素晴らしく、名城選手は夛田選手を見習ってほしいですね。
とにかくおめでとう!!!