W世界戦


WBC世界S・バンタム級タイトルマッチ
王者西岡利晃がメキシコのヘナロ・ガルシアを12R57秒TKOで破り初防衛に成功。
頭からグイグイ突っ込んでくるガルシア、下がりながらも得意の左で迎え撃つ王者。途中2度ダウンを奪うところまで長谷川×ガルシア再現VTRのような試合展開。
しかしガルシアは長谷川戦以上にダメージが蓄積し、10R以降は圧力が弱まってくる。
最終回左アッパーからのコンビネーションで猛攻。ガルシアが戦意喪失になったところでレフェリーストップ。
しかし驚きましたねえ。11Rが終わったところで男浜田が「西岡が右拳を痛めた」なんて公表しちゃうんだから!

WBA世界ライト級タイトルマッチは王者小堀佑介が挑戦者パウルス・モーゼスのアウトボクシングを崩しきれず、3-0(115-113、115-113、119-109)の判定負け。
前半、トーマス・ハーンズばりの早くて長いジャブを起点に積極的に仕掛けるモーゼスと、一瞬の隙をつき左フックをぶち込む小堀。一触即発の匂いがプンプンです!
しかしモーゼスがアウトボクシングに切り替えると、小堀がなかなか距離を詰められなくなる。
終盤は小堀の動きに鈍さが目立ち始め被弾が増える。
僕の素人採点では117-111でモーゼスの勝ちでしたが、2ポイント差をつけたジャッジが2人もいたのに驚きました。
残念だなあ。この試合を切り抜けたら次はビッグマッチの期待もあったのに。残念だなあ・・・。