無敗の日本人頂上決戦は決着つかず

東洋太平洋・日本フェザー級タイトルマッチ OPBF王者:榎洋之vs日本王者:粟生隆寛
結果:引き分け(115-115、114-114、114-114)

ユナニマスドローなんて初めて見ました。うーん、粟生が勝ったように見えたが。
お互いが相手を必要以上に警戒し、つばぜり合いに終始した感じですね。
最初から最後まで緊張感に包まれ、それはそれで面白かったけど。

榎のジャブは相変わらず天下一品でしたが、二の矢三の矢が出せなかったですねえ。
パンチのバリエーションが少ないのは世界を目指すには致命的かも・・・。
まあそこを克服していれば、彼はとっくに世界チャンピオンになってるんでしょうが。

粟生はスピードがありタイミングのいい左ストレートは魅力的ですが、彼には何かが足りないといつも思ってしまいます。凡人の僕にはそれが何かは分からない・・・。
でも体ががっしりしてきたし、バランスが良くなってきたし、変なヘアスタイルはやめたし、着実に進化はしているようです。
さてこの結果、世界王者クリス・ジョンへの挑戦権はどうなっちゃうんでしょうか?