ボクサー内藤の世界戦を故郷バックアップ


プロボクシング元東洋太平洋フライ級王者、内藤大助(32=宮田ジム)の故郷、豊浦町が18日に東京・後楽園ホールで行われるWBC世界フライ級タイトル戦に向け、全面的なバックアップ態勢を整えている。

 豊浦後援会では観戦ツアーを企画した。1泊2日で費用は交通費、宿泊費など込みの6万9500円。約30人の応募があった。町役場には「夢に打ち込め!北の超拳」と書かれた横5メートルの看板を設置し、試合のミニポスターも町内で配布した。豊浦後援会の工藤敏和会長(65)は「本人も引退をかけた試合と言っているし、大事な試合。多くの人に応援してもらいたい」と呼び掛けた。

 内藤にとって逆境の中のタイトル戦だ。対戦相手は過去2敗の同級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)。今回、地上波のテレビ中継がつかなかった影響で、約4000万円の世界戦費用を集めるのに苦戦している。内藤は「ファンの方からお金の振り込みもあり、感謝の気持ちは一言では言い表せない。試合に勝って、いろいろな人に恩返しをしたい」と話している。
http://hokkaido.nikkansports.com/news/p-hn-tp3-20070704-221999.html

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