日テレ「ワールド・プレミアム・ボクシング」


長谷川、指名挑戦者を迎えての3度目の防衛戦。スピードとテクニックの長谷川か、手数とスタミナのガルシアか。

序盤積極的に前に出るガルシアに対し、長谷川は左右に体をかわし得意のフックで応戦。4R終盤、長谷川の左アッパーでガルシアがダウン。

初の試み「オープン・スコア・システム」、4R終了長谷川がリード。

しかしガルシアの突進は止まらず、5R以降長谷川をロープに釘付けにするシーンが目立ち始める。ガルシアのしつこいボディブローと頭突きに長谷川手を焼く。
しかし8R終了間際、長谷川のワンツーがガルシアのアゴを捕らえ2度目のダウンを奪う。

8R終了でこの差。勝ちはほぼ見えてきました。

終盤、大逆転を狙うガルシアは更に攻撃を強める。ボディが効いてきたのか長谷川の動きが鈍ってきました。
10R、中盤長谷川が左右のフックを連打しガルシアが後退。しかしガルシアはタフです!終盤はしつこいボディ攻撃で反撃。さすがの長谷川もスタミナが切れてきました。
12R、バッティングでカットした右目が痛々しい長谷川。

判定は文句なく長谷川のもの。2度のダウンと減点の差で勝敗は決しました。
しかし苦しい試合でした。実況の鈴木アナは「3連続KO防衛なるか!」と叫んでいたけど、僕は「KOなんか狙わんでいい、とにかく逃げ切ってくれ!」と祈ってましたよ。

こちらもすごい試合だったようですが、15日(水)21:00〜、G+の放送まで待たなくちゃ・・・。

日本武道館に詰め掛けたボクシングファンにとっては興奮の一日だったでしょうね。うらやましい限りです。