WBC世界ライト級暫定王座決定戦

3位:稲田千賢帝拳)vs4位:ホセ・アルマンドサンタクルス(メキシコ)
結果:サンタクルスのTKO勝ち(6R2分8秒)
序盤からサンタクルスの前進を止められない稲田。自分の距離が作れません。
サンタクルスはスピードのあるパンチはないものの長いリーチを生かしたしつこい攻撃はかなり効果的で、稲田のスウェーバックでもかわしきれません。
4R、サンタクルスの狙いすました右ストレートが何発も入り、稲田は鼻血で早くも窮地に立たされる。
5R、稲田は突然接近戦に戦法を変える、勝負に出ました。サンタクルスは戸惑ったものの所詮は相手の距離、お互いののパンチが交錯するも攻勢はやはりサンタクルス。稲田今度は左目じりをカット。
6R、またも接近戦に打って出る稲田、しかし反応が鈍ってきました。2分すぎサンタクルスのショートレンジ4連発が入ったところでレフェリーストップ。早すぎるストップにも見えたけど、あのまま続けても結果は明らかだったでしょう。完敗でした。
層の厚いライト級で日本人が世界王者に登りつめるのは厳しいのかな。