ミュンヘンオリンピック男子体操 種目別 鉄棒
いよいよロンドンオリンピックが始まりますね。
今期超人的な走りが影を潜めているウサイン・ボルトの復活はあるのか、マイケル・フェルプスは史上最多金メダル獲得数をどこまで伸ばすことができるのか、そして何より日本人選手がどこまで活躍できるのか。
楽しみがたくさんありますねえ!
確実に寝不足になるわ!!!
ところで皆さんは、かつて日本人選手がオリンピックで5位まで独占した過去があることををご存知でしょうか?
何故かあまり紹介されることがないので、これだけの空前絶後の大記録を知らない人多いのではないでしょうか?
それは今から40年前、1972年のミュンヘンオリンピックで起こりました。
当時お家芸と言われた男子体操。その中でも「体操の華」と言われる種目別鉄棒。
ミュンヘンオリンピック男子体操種目別鉄棒結果
順位 | 選手名 | 国名 |
---|---|---|
金メダル | 塚原光男 | 日本 |
銀メダル | 加藤沢男 | 日本 |
銅メダル | 笠松茂 | 日本 |
4位 | 監物永三 | 日本 |
5位 | 中山彰規 | 日本 |
ムーンサルトの開発者塚原光男が金メダル。
オリンピック個人総合2連覇の加藤沢男が銀メダル。
74年世界選手権個人総合優勝の笠松茂が銅メダルとメダル独占!
さらに4位に70年世界選手権個人総合優勝の監物永三が、5位にはメキシコオリンピック鉄棒金メダルの中山彰規が入り、なんと1位から5位までを日本人が独占したんです。
当時の男子体操がいかに強かったか、それを象徴するような出来事なのではないでしょうか。
ちなみにこの大会で日本体操陣は、個人総合と種目別平行棒でもメダルを独占しています。