亀海喜寛×アルフレッド・チャベス


東洋では敵なし亀海選手。
プロ21戦目はメキシコのチャベスに9ラウンドTKO勝ちで、世界挑戦に半歩前進と言ったところでしょうか?

1ラウンドから荒々しく強打を打ち込んできたチャベス
それをしっかりガードし、要所要所で的確なパンチを決め相手を徐々に削っていく亀海。
7ラウンドに偶然のバッティングで眉尻をカットしたときは「ヤバイ」と思いましたが、9ラウンドに一気のラッショでストップ勝ち。
メキシコの猛者相手に、まずまずの出来だったでしょうか?
それにしても亀海選手の流血なんて記憶にありませんなあ。



亀海選手の世界挑戦への機運ですが、ここ2年ほどは停滞気味に感じます。
世界ランクも、ここ数年10位前後を推移している現状は気になります。
そろそろ上位ランカーとのサバイバル戦にでもチャレンジしなければ、ビッグネームだらけのS・ライトやウェルターではチャンスは巡ってこないかもしれません。
しかし中量級ではめったに現れない逸材だけに、なんとか道筋を立ててほしいものです!


メインの下田昭文選手、前半の素晴しい左はザブ・ジュダーのようだった・・・・・・と評するのは褒め過ぎですか?
中盤以降グダグダになるのは、いつもの下田選手だったですね。
最後頭突きを交えてのフィニッシュは、ちょっと・・・・・って感じでした。