チーム青森が5連勝−カーリング日本選手権女子

カーリング女子の日本選手権第2日は22日、北海道の妹背牛町カーリングホールで1次リーグが行われ、2連覇を狙うチーム青森は5連勝で上位4チームによる決勝トーナメント進出に大きく前進した。前回3位の常呂中(北海道)も4連勝とした。

 女子の世界選手権(3月17日開幕、青森市)日本代表のチーム青森トリノ五輪代表の本橋、目黒らのショットでチーム妹背牛(北海道)に11−3、帯広畜産大(北海道)に11−5、軽井沢(長野)に9−6で快勝した。常呂中も冬季アジア大会(中国)で2位のチーム長野に10−3で大勝するなど、3試合すべてを制した。



★勝負強いチーム青森

 チーム青森は1次リーグで順調に5連勝とし、決勝トーナメント行きをほぼ手中にした。格下との対戦が続いたこの日は3試合とも要所で大量点を奪う勝負強さが光った。今大会で好調なのはスキップ(主将)の目黒。ここまで80%前後という高いショット成功率で、阿部監督は「この調子を続けてほしい」と期待を寄せている。目黒は「もっと正確に決めていかないと、これから勝てなくなる」と強い責任感を口にした。