NHK BS-hi「夢の美術館 世界の至宝・工芸100選」
世界の名宝を鑑賞できる大型番組「夢の美術館」。今年は工芸100選ということで例年以上に楽しめました。これほど楽しめたのは「日本の国宝100選」以来だな!
珍品のいくつかを紹介させていただきます。
- 象牙多層球 中国 清時代
1本の象牙を21層に削り、それぞれの層が自由に動くというもの。親子孫3代が120年かけて作ったそうです。
- 相撲生人形 日本 明治時代
幕末〜明治中期に流行っていたらしい生人形。等身大の木彫り製。
もしミケランジェロがこれを見たら「参りました!」と言うかも?それくらいの完成度!
- 玉豚肉 中国 清時代
これ着色もなにもしてない天然石、脂身の部分がリアルすぎ!皮の部分は毛穴に見立て削っているそうです。
- 水晶の水差し エジプト 11世紀
- ヴェネチアのレースガラス イタリア 16世紀
これは珍品ではありませんが、製造過程が紹介されていて「なるほど!」と感心してしまいました。
象牙多層球やレースガラスがどのように作られるのか知りたい方は、2月11〜12日NHK総合で再放送があるので、ぜひご覧ください。
なおコチラでは、工芸100選が全て紹介されています。