苦境を経て…ソニンがエロかっこいい舞台派女優に変身

引退危機→セクシー路線→肉体派…ミュージカル初挑戦で開花

アイドル出身で、セクシーなルックスも魅力のタレント、ソニン(23)。しばらく見ないと思っていたら、初挑戦のミュージカルで、メキメキ頭角を現してきた。

 現在、出演中なのが、東京・日生劇場で上演中の「スウィーニー・トッド」(29日まで)。ブロードウェー最高峰の作曲家といわれるスティーヴン・ソンドハイムによる本格ミュージカルだ。

 ダブル主演の市村正親(57)に大竹しのぶ(49)、武田真治(34)など、そうそうたる共演者に囲まれる。

 「ビビって声が出なくてもおかしくない大舞台だが、度胸がすわっている。市村演じる島流しの理髪店主、スウィーニーの娘として登場するシーンでは、場内を圧倒するような高音で歌声を披露し、それなりに存在感を示している」と演劇ライターも及第点。

 ソニンは2000年、アイドル歌手ユニット「EE JUMP」としてデビュー。歌唱力やルックスに恵まれたものの、メンバーの不祥事や、引退危機など道のりは平坦ではなかった。02年、ソロになりセクシー路線へ転向。裸エプロン姿のCDジャケットが注目された「カレーライスの女」や、レイプされる女子高生を大胆に演じたドラマ「高校教師」では巨乳が話題を呼んだ。

 「番組の企画で高知から韓国まで560キロマラソンに挑戦したり、1人で6万個のドミノを倒すなど“肉体派アイドル”と呼ばれたこともある」(アイドル誌編集者)。

 そんな苦境を経て、ここ2、3年は女優に開眼。昨年の映画「バックダンサーズ!」(永山耕三監督)では本格的なダンスを披露し、今回の抜擢につながった。

 芸能ジャーナリストの二田一比古氏は、「映画やドラマの中で着実に実力を付けている印象がある。彼女はとても力強いので、入れ替わりが激しいアイドルの中でも、生き残ると思う」と語る。

 ソニンを見守る所属事務所、ハーモニープロモーション和田薫社長は、「毎回お客さんの生の反応が見られる舞台を本人は楽しんでいます。とても熱いコで、“今は勉強の時期”と言って、何事も吸収しようと頑張っています」とエールを送る。

 大阪公演(2月15−18日)など全国を回った後、5月からは次の舞台も決まっている。たくましい新生ソニンに要注目だ。
ZAKZAKより

ソニンさんの才能がようやく正当に評価されてきたことは喜ばしいことですね。
   
いや「スウィーニー・トッド」を生で観劇した実感では、ソニンさんの実力は僕が思っていたより高みに到達してます!
僕も彼女の才能を正当に評価できていなかったってことに気づきました。