男子100mガトリンの9秒76世界新は幻

国際陸連(IAAF)は17日、男子100メートルでジャスティン・ガトリン(米国)がマークした9秒76の世界新記録に計時ミスがあり、実際は9秒77の世界タイ記録だったと発表した。ガトリンのタイムは9秒766で、本来は1000分の1秒台を繰り上げるべきところを、誤って切り捨てていたという。
 アテネ五輪金メダルのガトリンは、12日にドーハで開催されたカタール・グランプリの男子100メートル決勝で快走。昨年6月にアサファ・パウエル(ジャマイカ)が出した9秒77を上回る世界新記録を樹立したと発表されていた。
 国際陸連によると、記録の誤りは計時を担当したスイスの時計会社からの連絡で判明した。
nikkansports.comより

てっきりドーピング違反で取り消しになったと思いました。それにしてもこれは珍事ですね。